『遊び活動レシピブック』は,CLC(ACLP)の許諾を得て邦訳し2013年に発行した冊子です。病院での遊びを企画するときに活用できます。

 監訳:夏路瑞穂(チャイルドライフスペシャリスト)

 訳:⾕川弘治・根ヶ⼭俊介・松浦和代・⼩野正⼦

 紹介されているレシピの数:63

 販売価格:1800 円(送料別途)

◎ご希望の方は谷川あてご連絡ください。

 k.tanigawa☆shoin.ac.jp (☆を@に変えてください)

<ご案内>
  この冊子は、チャイルドライフスペシャリストが実践している入院児向けの遊び活動のアイデア集です。チャイルドライフスペシャリスト、ホスピタルプレイスペシャリスト、子ども療養支援士など、治癒的遊びを実践する方々にご活用いただけます。医療フィールドで働く保育士、教師など関連分野の皆様にも、参考になることがたくさんあると思われます。ただし、治癒的遊びとして実践されるには専門的な訓練が必要です。

                                     訳者代表 谷川弘治(西南女学院大学:翻訳時)

<⽇本語版への序⽂ から>

  チャイルドライフスペシャリストという職業には、遊びと情熱は相伴うものです。遊び活動レシピブックは、遊びとその効果を患児に、この本にレシピを提案した人達には仕事の情熱をもたらします。1998年にこの本が始めて作成されたとき、私がチャイルドライフカウンシルの委員会を指揮していたことは幸運でした。現場の先駆者、委員会の委員長、他のチャイルドライフカウンシルの会員達が、楽しく、かつ情報に溢れたこの本を作るためにレシピの提供を求められました。それは病院で働いている者にとって、現場の役に立ち、また日々楽しく仕事としている遊びを祝福する機会でもありました。

  新たなチャイルドライフスペシャリストにこのような多彩な活動を紹介するのも、彼らが世界を旅するのを見るのも素晴らしい事です。私たちの職場では、子どもたちの感情や創造性の扉を開けながら、想像力を働かせ、倹約しながら仕事をすることが求められます。この本は、現場にいるチャイルドライフスペシャリストによって創り出された活動の例であり、初めの一歩です。

  これらの活動を楽しみましょう。これらは、治癒的な目的(医療機器に対する恐怖心を取り除き親しみを持つ、気晴らし・手先のスキルを育む、病院の人たちと親しくなる、自己表現・感情表出、リラックスする)に適した新たな活動を創造していくあなたを鼓舞するでしょう。これらの活動を行うにあたって、遊び心を発揮し、想像力を働かせ、楽しんでください。

                                   Kathryn Davitt, MOT, CCLS, OTR

                                   チャイルドライフカウンシル代表・元運営委員会委員

<日本語版の序文「レシピブックの特徴と臨床応用の留意点」 から>

  ここに紹介されている遊びは、アメリカで伝統的な遊び、その中でもいわゆる造形遊びが多いです が、医療場面に向き合っている子ども向けに「治癒的な遊び活動(therapeutic play activities)」として再 構成されています。これは、心理的不適応などに適用される「心理療法」としての遊びではなく、予防 的・発達的観点に立ったものということができます。また、基本的には病棟のプレイルームや病室など の生活場面での遊びであり、遊戯療法(play therapy)のように特別な場を設けての遊びではありませ ん。

  この観点からみると、ここで取り上げられている遊び活動には次のような特徴があります。

 1 子どもの日常性を取り戻すことに重点がある
 2 体調が悪い中でも比較的無理なく参加し、最後までやり遂げることができる
 3 子どもに必要があるときには、ゆるやかに、かつ安全に感情表出ができる

 4 子どもを取り巻く人々とのコミュニケーションを促進する

たにやんのホームページ ver. 27.0

Koji TANIGAWA

Professor

Kobe Shoin Women's University

e-mail: k.tanigawa@shoin.ac.jp

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